【諸江史耶】入りにくいカフェ「コトコト」が大繁盛の理由

カフェ『コトコト』は「人検索」の塊のような店

あらゆるサービスは『機能検索(どれだけのクオリティーか?)』から『人検索(誰が提供しているか?)』に変わってきています。

今日お話しするのは、西野亮廣さんが4年前に提唱した『人検索』の話!

南浦和にあるカフェ『コトコト』さんは、まさに「人検索」の塊のようなお店で、やっぱり、こうなると強いんですね。

技術はAIで代替されてしまうけど、「人として愛される」は替えが効かない。

「替えが効かない」ということは「競合がいない」ということだから、その分、料金も上乗せできる。

コトコトは住宅街にひっそりと看板が出ていて、入口はほぼ家と家の隙間。

家の裏まで周ると、たくさんの水槽や鉢植えの中に、お店の入り口があります。

正直、めちゃくちゃ入りにくいです笑

ところが、カフェ『コトコト』は人気店なんです。
 
その理由として、まず、これだけは言っておかなきゃいけないんですけども、「メッチャ美味しい」というのがあります。

コーヒーも、フルーツも、カレーも、とにかく全てメチャクチャ美味しいんです。

なので、まず「味が評価されている」というのがある。
 
そこに加えて、カフェ『コトコト』の店主の野口さんが、とにかく皆に愛されてるんです。

その理由は店内を見ると明らかで、野口さん自身が「国蝶の保護活動」や「子どもオペラ」などいろんなことに挑戦されていたり、カウンターには地域のエンタメ活動をしている団体のチラシがたくさん置いてある。

自らも挑戦し、人の挑戦をめちゃくちゃ応援されているんですね。

サービス設計において「属人」「属人的」というのは悪いことのように扱われがちですが、どっこい、プラスに転じている現場を目の当たりにできるお店です。

この動きは今の時代、メチャクチャ重要になってくるので、皆さん、一度、カフェコトコトをチェックしてみてください。

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