僕は「ピアノ講師」の他に「イベント屋さん」としての顔もありまして、イベント屋さんとして活動するために、日頃空き時間を見つけては「エンタメに触れる機会」を作っているわけなんですけども、やっぱり「日本人が提供するエンタメ」となると、一際、目の色が変わってしまうんですね。
やっぱり世界で活躍する日本人を見ると感動するし、やっぱり僕も日本人なんだと思います。
こうして「提供している人の国籍」を意識しながらエンタメを見ていると、色々気付かされるんですね。
そんな目線で見てみると、日本人って、スキルの上では全然負けてないんです。
国として、今沈んでいるみたいな雰囲気ありますけど、個人個人は全然負けてないんですね。
おそらく日本人の勤勉さ・努力家なところが功を奏しているんですかね。
ただ、そう思えていない事実もあると。
これは、日本人が外で発信せず、内内で情報共有をしたりする傾向があるからだと言われています。
そんな日々(内内で発信することだけで満足をする日々)を過す続けた現在、「もしかしたら海外に、この技術で勝てているのかも」と思えなくなってしまったんですね。
僕はレッスンを提供するときに、生徒さんがどんな目的・目標を掲げようとも、希望を捨てずに、最善策を提案し続けます。
その希望は、時に思い込みや勘違いでもいいんです。
まずは何をするにも「いけるかも?」と思ってもらうことが重要で、これがないと何も始まらないし、挑戦すらしなくなる。
現代の音楽教室(というか日本)に足りていないものは『希望』ですね。
「あなたにはこの曲は弾けない」なんて論外も論外で、まずは相手に希望を感じてもらって、勘違いパワーで突き進むと、自分でも予想だにしなかった急成長が待っていると思います。
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