まず大前提として、どういった目的で音大への進学を希望しているのかは、明確にしておいた方がいいと思います。
音大は本当に「音楽のこと」しかしないので、就職には不利になるし、本気でいい成績を取ろうと思ったら、遊んでる暇は全くない。
しかも何より、学費が高い。
だから、事前に行きたい理由を明確にしておいて、その理由がどう考えても「音大」でしか成し遂げられないというのであれば、音大進学の決断は正しいし、学費などの理由で諦める必要もないと思います。
でも、学費が高いのも事実ですよね。
実際の周りにも、バイトをしないと学費が賄えないという人はいて、その人たちはどうしたって、バイトをしなくてもいい人たちよりも練習時間や勉強時間が少なくなってしまう。
でも、これは実体験から得たデータなんですけど、そういう「バイトしながら音大に通う人たち」って、みんな本当にガッツがあって、優秀なんです。
やっぱり、バイトしながらでもいいから「行きたい」という気持ちが、人一倍大きいんでしょうね。
でも、バイトに時間を奪われて、学業に充てる時間が少なくなるのも事実なので、今日はそんな状況に苦しむ方へのちょっとしたアドバイスをしたいと思います。
まず、「バイトに時間を奪われる」という状況について踏み込んでいくと、これって、自分の夢・目的と、資金調達の手段がちぐはぐになっている所だと思うんですね。
例えば、ピアニストを目指している人が、キャバクラでアルバイトしても、そのキャバクラで得た経験っていうのは、ピアニストに活かせる割合が少なくなってしまいますよね。
お笑い芸人を目指す人が、キャバクラでアルバイトをするのは、一致していると思うんですね。
どちらもお喋りを生かす職種なので。
だからひとまず、ピアニストに活かせるバイトを選ぶと思います。
でも、その時間も惜しいと感じてしまう方は、やっぱりクラウドファンディングをするのがおすすめです。
ピアニストとして活動するために、音大進学のためのお金が欲しいというクラウドファンディングですね。
このリターンで、自分主催の演奏会のチケットを出すとか、あなたのお家でピアノを弾きますとか。
このように、クラウドファンディングには「予約販売」の側面があるから、自分の演奏が売れるわけですよね。
それに、このリターンを実現するためにかけている練習時間というのは、自分のスキル向上に向いているから、自分の夢・目的と資金調達の手段っていうのがマッチするんですね。
ぜひ選択肢の一つとして持っておいた方がいいと思います。
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