【諸江史耶】5歳の生徒さんにもできた!諸江が推奨する「ピアノでミスを減らす方法」

いきなりですが結論からお話しします。

今日のタイトルにもあります「ピアノでミスを減らす方法」の答えは「止まりそうなくらいスローテンポで演奏する」です。

ピアノにおける「ミス」とは、管理しきれなくなったときに発生します。

目で終えていればミスはほとんどしないし、両手ともに意識が向いていれば、ミスを減らせます。

が、ある速度を超えてくると、ある程度「身体の記憶」が無いとどうしたって両手を見たり、意識したりはできなくなるので、どうしても止まってしまいます。

そこで皆さんやりがちなのが「ミスをしながらでも、自分が弾きたい速度で弾く」です。

これでもまあ、いいっちゃいいのですが、もしかすると「ミス癖」みたいなものがついてしまい、望んでいない癖をつけてしまう可能性があります。

そこで僕が推奨しているのが「止まっちゃうくらいスローテンポで練習」です。

これなら、両手ともチェックはできるし、意識もできます。

カーナビを見る余裕がある速度に落として、運転をしている感覚です。

ただこれ、あんまり楽しい練習ではないので、4人中3人には断られます。

でも、そのうち1人、要するに、実行してくれた1人は、やっぱり安定感というか、成長の仕方が全然違うんですね。

みんなカーナビを見れないのに、闇雲にアクセルを付加して、何度も道を間違えながら進んでいきます。

この能力も必要っちゃ必要なので、やめろとまでは言いませんが、その練習の中で1回だけでいいので、この「止まっちゃうくらいスローテンポで練習」を導入してみてください。

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