【諸江史耶】2024年版ピアノの先生七か条

今日はですね、2024年のピアノ講師はこういう風に振る舞ったらいいんじゃないの?っていうようなことをお話ししたいなと思っております。

教師像の答えって時代によっても違うし、チームの規模によっても違うと思うので、あくまで諸江の場合ですけどね。

①希望を語る

②手を出さない

③解きたくなるような課題を用意する

④生徒を導きたい方向に微調整をする

⑤生徒のやり方を参考にする

⑥褒め言葉を考え抜く

⑦責任を取る

こんな所だと思います。すべて説明しますね。

①希望を語る

どんなやり方がいいのか、この曲でいいのかなど、生徒さんは不安でいっぱい。

だから希望を語るっていうのは非常に重要。

今、物語があるところに人がすごく反応しているので、応援したくなるような希望は非常に重要だなと思っていて、まずは先生は希望を語るのは今も昔も変わらず重要だと思います。

②手を出さない

手を出した方が先生も気持ちがいいから、ちやほやされるから、ついつい手を出しがちなんですが。

やっぱり生徒のことを考えたら1歩2歩下がって、俯瞰で生徒の動きを見なきゃいけないですね。

③解きたくなるような課題を用意する

考える作業って楽しいんで、それを奪ってしまうとあまりよろしくない。

だから、生徒が解きたくなるような課題を用意することですね。
つまり、丸投げするっていうことですね。

けっこう勇気がいるんですけど。だって、自分が答えを出して「はい、これやって」の方が大ハズレはないじゃないですか。

だけれども、そんなことを渡されても生徒はあまり気持ちよくはないので、クイズを出すということは非常に重要ですね。

④生徒を導きたい方向に微調整をする

時に生徒から「こんなことをやってみたい!」と提案されることがあって、ついついなんでもかんでも承諾してしまいそうになるんだけど、一番最初に話した目標とやりたいことがかけ離れていることがあって、その時に「確認」と「微調整」は大事です。

これ一見楽しいけれど、それ正解だっけ?って言う答え合わせと目標の照らし合わせですね。

これをするのが非常に重要だと思っています。

⑤生徒のやり方を参考にする

これはまあ、あくまでも柔軟に。

生徒の環境や生徒の体は、当然生徒自身の方がよく知っているので。

ただし、時にはちょっとワガママでも「これでいこう」って言い切らなきゃいけない場合はありますけどね。

⑥褒め言葉を考え抜く

言葉かもしれないし、ご飯に行ってあげることかもしれないんで、それは各生徒に合わせて先生が考え抜く。

この人は何を欲しがってるのかな?ということを考える事は非常に重要だなと思っています。

⑦責任を取る

これはもう問答無用で先生がやらなきゃいけないことじゃないかなと思ってます。

ざっくり現在の先生がやらなきゃいけないところは、こんなとこかなぁ。

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