【諸江史耶】理屈が信用を超えることがある

僕は、レッスンの相手がほぼ社会人の方なので、より効率的な、土日練習だけでも上達ができる方法を求められたりするんです。

でもまあ、本音を言えばピアノって記憶と結びついているところもあって、記憶に根付かせるには「忘れない頻度で触れておく」ことが重要なので、「2、3日に一回はちょっとでいいから触る」が理想だったりします。

でもこれって、あくまで『理屈』の話で、時々、これを超えてくる方が結構いるんです。

その理屈を超えたのは「好き」が増幅したから。

これはおそらく、好きだから習熟度が上がっていったという側面もあるでしょうが、それよりも、元々はピアノは土日だけと思っていたのが、楽しくなっちゃって、平日の仕事終わりでもやるようになった、というところだと思います。

すごくシンプルな、どこにでもありそうな話ですが、結局「好き」の持つパワーってすごいよねっていう話です。

では、この「好き」を、どのように生み出すか。

生徒さんに、どうやって感じてもうらか。

これにはいろんな方法があるとは思うのですが、僕が色々試した中で、最も効果があったのは「生徒さんに甘える」です。

委ねる、という言い方のほうがいいのかな。

レッスンの中で発生するありとあらゆる決め事を、生徒さんに決めてもらう、という感じです。

あとは、年末の発表会イベントでも、僕は準備をするだけして、当日は数人のスタッフと生徒さんに丸投げ。

「諸江は頼りねーなー」と思われているくらいで、ちょうどいいのかなあと思ってます。

これが「好き」とどう繋がるのか。

ここからは僕の主観ですが、生徒さんに決定権を持ってもらったことで、僕の「あなたを信用してますよ」という気持ちが伝わったのかなあと思ってます。

そしてこの信用はモチベーションにつながって、どんどんピアノが好きになる。

「全て指示されて、その指示通り動けないと怒られる」という環境だと、「自分は信用されてない」って思ってしまいますが、その逆で「あなたが決めないと、あなた自身のことなんだから」とか「あなたがいないと、このイベントは成功しなかった」と言える環境を作っていることで、お互いい信用できるようになったのかなあと感じています。

結果、理屈を超えた信用によって、生徒さんはよりピアノにのめり込んで、上達が早くなった、という事例がありました。

おそらくこの「理屈が信用を超える」の部分は、ピアノ以外にも、お仕事などにも転用ができる話だと思うので、ぜひ参考にしてみてください。

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