僕も結構あるんですけど、テスト前に勉強しなきゃいけないときに限って急に掃除を始めちゃうみたいな、やらなきゃいけないことがあるときに限って他のことに手を出しちゃうことってあるじゃないですか。
それを止めるために、なぜ自分はテスト前に掃除を始めてしまうのか、ということを理解しておくことが重要っていうのが今日の本題です。
結論から簡単に言うと、「テスト前に掃除しちゃう自分、ダサいなあ」と思うことです。
まず、やらなきゃいけないことがあるときに限って他のことに手を出しちゃうことを『セルフハンディキャッピング』といいます。
簡単に説明すると「失敗した時の言い訳を用意しておこうという心理作用」という感じ。
やらなきゃいけないことがあるときに限って他のことに手を出しちゃう瞬間に「予防線張ってる」と、自分に言い聞かせてみてください。
途端にダサく聞こえるし、予防線張ってるって思いながら後回しにするって、なかなかハードル高いので。
ちなみにこの予防線を張ろうとする行動ってそもそも予防線を張ることもできてなくて、だって、テスト前に掃除して点数悪くなってる人に思うことって「仕方ないね」じゃなくて「いやいや掃除するなよ」ですよね？
つまり、セルフハンディキャッピングっていうのは、自分に対しての言い訳としては機能しているんだが、他人に対しては言い訳として全く機能していない、という話ですね。
そこを理解していれば、やらなきゃいけないことがあるときに限って他のことに手を出しちゃう自分を殺すことができる。
僕はピアノ講師、イベントづくり、音楽教室スタジオの経営などなど、あらゆるエンタメに手を出して、あらゆるお客様と接してくる中で、人の行動や感情コントロールするのが仕事なんですね。
おもしろいものをみた時、なぜおもしろかったのか？っていう説明ができなきゃいけない。
その他「なぜ楽しかったのか」「なぜ感動したのか」「なぜサボってしまうのか」などなど、ミリ単位で言語化しなくちゃいけないし、そういった行動感情に行き着くことになる数式をミリ単位でかけなきゃいけない。
エンタメ屋、サービス業の方に限らず「やらなきゃいけないことがあるときに限って他のことに手を出しちゃう」を辞めたいなあと思っている人は、ぜひ、行動とか感情を言語化、数式化するクセをつけてみてください。
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