【諸江史耶】手段の目的化に注意

『目的』と『手段』は変容する

例えば「テストでいい点を取る」というのは、時に『目的』にも『手段』にもなりうるという話はご存知でしょうか?

小学校の時は「テストでいい点を取る!」で、そのための手段が『勉強』だったのに、いい大学に入る=入って自分の好きなことを研究する=『勉強』が目的となると、『テストでいい点を取る』が手段に変化します。

このように、『目的』と『手段』って、その時の状況によって変容するもので、それが本人の意思で変えている場合もあれば、本人の意思とは無関係に「変わってしまっている」場合もあるんです。

生徒さんの『目的』を第一に

僕のピアノレッスンが少し特殊なのが、全員に共通して渡している教材のようなものは無くて、全員がそのそれぞれの『目的』に合わせて、レッスンの進め方を決めているんです。

その『手段』として、一般的な教材を使用する人もいれば、Youtubeを使用する人もいる。

このように、その生徒さんの『目的』に合わせて『手段』を変えているので、生徒さんAのレッスンと、生徒さんBのレッスンは、同じ先生が教えていないのではないか?と思ってしまうくらい、全然違うんですね。

かくいう僕の仕事における『目的』は「たくさんの人を楽しませる」なので、その手段としてピアノ講師になる時もあれば、経営者になる時もあれば、イベント屋さんになる時もあるんです。

『目的』は変えずに、『手段』を変えて、その時その時に順応させている感じですね。

その結果僕は、10代の頃よりも20代の頃よりも、今の方が「楽しませている人の数が多い」です。

これが例えば『目的』と『手段』が入れ替わってばかりいると、どれだけ努力しても、いつまで経っても目的が達成できている実感が無いので、ずーっと消化不良になってしまう。

時として『目的』を変えることは全然あっていいと思うのですが、自分でも知らず知らずのうちに「目的が手段化」してしまうことだけは避けるためにも、都度都度「自分の目的は?」と見つめ直す時間を設けることは重要だと思います。

ちなみに、『手段』や『目的』は、その人が今置かれている立場によって変わるものだから、「あれ、目的変わったの?」と尋ねることはあっても、押し付けはやめておきましょう。

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