【諸江史耶】気持ちで解決せず、理屈で解決する

挑戦をする時に避けて通れないこと

日本は現在進行形で人口が減り続けている国なのだから、国内向けサービスのお客さんの数が減ることは確定していて、同時に、新しい分野だとか新しい届け方に挑む必要があることも確定してますよね。

ただ、新しい分野だとか新しい届け方というのは、否定されがちです。

でも、なんとかしなくちゃいけないことはみんなわかってる、これが今の日本です。

僕も「ピアノの先生なんてやったことないでしょ」「経営者なんて無理でしょ」と言われたものです。

ただこの否定(魔女狩り)は、挑戦する上で避けて通れないものなので、あらがったって仕方ないんですね。

そこで今日は、この魔女狩りの乗り越え方についてお話ししたいんですけども、そういったものを乗り越える時に持っておかなくちゃいけないものは「強い気持ち」みたいなもんじゃないですね。

気持ちで解決せず、理屈で解決する

強い気持ちで乗り切ろうで乗り越えようとするのではなくて、持っておかなきゃいけないのは「理屈」です。

どれだけ否定をされても、耐えるのではなく、自分が有利な理由を説明できるようにしておくってことですね。

もしかしたら皆さんもご経験があるかもしれませんが、例えば、プロジェクト案がA〜Dの4つあるとします。

A〜Cのプロジェクトは似ていて、その結果多数決で票が集まりやすいのですが、どれにも似てないDは、チーム内での票は集まりにくい。

ところが、その様子を外側から見ると、A〜Cは似ているわけだから一色単にしちゃって「AたちorD」になるんです。

もちろんこれは一つの例えですが、少数意見が必ずしも間違ってるとは言えない一つの理屈といえます。

この時Dのプロジェクトは叩かれがちですが、この圧力が大きければ大きいほど「新しくて、価値がある少数意見」である可能性もあるということです。

逆に言うと、叩かれなくなった時がやばいですね。

なので基本的には、自分へのバッシングはシェアした方がいい。

人として誤ったことだったら別なんだけど、挑戦する態度を表明して、それで起こるバッシングというのは、基本的には広めたほうが勝率が上がる。

絶対に自分の意見が正しい自信があって、その理屈もちゃんと説明できるのであれば、今日の考え方をぜひ参考にしてみてください。

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