【諸江史耶】嫌いな人を作っても時間の無駄だよ

先日後輩から「モロさんは嫌いな人とかいないんですか？」と聞かれたり、るーさんからも「誰かにめちゃくちゃブチギレた経験ってある？」と聞かれたのですが、正直あんまり記憶がなくて、というのも、自分が何だか苦手そうな人を嫌いになるまでその人に時間を割かないし、割かなくてもいい環境でもあるので、今は嫌いな人というのは一人もいないんですね。

嫌いな人がいる人を否定するつもりは一ミリもありませんが、嫌いな人に時間を割き続けている人は、もったいないなあと思っています。

X(エックス)を開けば、いつも誰かが誰かを嫌っていて、怒っていて、叩いています。

正直攻撃対象のことをよっぽど嫌いというか、よっぽど興味を持ってないとそこまでたどり着こうと思わないです。

しかもそこはどんどん悪口が言いやすい環境になってしまうので、悪口を言うことが目的の人たちが集まってくる。

僕個人的には「悪口を言うためのメディア」があること自体はそんなに大した問題ではないと思っていて、悪口を言われたくない人は、そのメディアを日頃から見ないようにしたらいい。

「自分ってどんな悪口を言われているんだろう？」と詮索する時間も、本当にもったいないので。

そして、悪口を言いたい人にも一つ。

言いたければ言えばいいと思うんですけど、今の時代、その悪口の信憑性が高くないと（真実でないと）、誰もあなたを信用しなくなると思います。

ほとんどの情報は、簡単に調べられるようになってきているので。

そして、たとえ真実ベースで言う悪口だったとしても、それがある人にとっては「大好きな個性」である場合もある。

だから、「この人のこういう部分は苦手だけど、それでも関係を持続させるか？」という部分で考えて、持続させるのであれば向き合って、難しいのであれば縁を切ればいいと思います。

そんなことよりも何よりも、自分の時間は自分が好きな人や自分に使ってあげた方がいいと思うよ。