サウンドフリージョイに中川というスタッフがいるのですが、彼のポジションというか働き方が面白いなあと思ったので、今日はそんなお話をしたいと思います。
彼はまずトランペット・ホルンといった金管楽器と、作曲・編曲・音楽理論などを教えるインストラクターをやってくれてます。
その傍ら、ジョイのスタッフとしても稼働してくれていて、いわゆるバックオフィス周りを担っています。
それ以外ですと、他スタッフのケアサポートのようなこともやっていたりしてくれてますね。
そんな彼の活動で一つ、これは世のクリエイターたちにも参考になるのでは？と思うものがありました。
僕の生徒さんが時々「弾いてみたい曲があるんですけど、その楽譜が市場に出回ってないんですよね」と相談を持ちかけてくることがあります。
ポップスなどのほとんどの楽曲は、ピアノソロで演奏できるような楽譜が作成されていて、大体１曲ワンコインで購入できたりするのですが、全ての曲がアレンジされているわけではないので、時々こういった悩みにぶつかる方がいらっしゃるんです。
そんな時、中川がピアノソロ楽譜を作ってくれるんですね。
彼は人に作曲や編曲を教えながら、自身もクリエイターとして活動をしていて、この「楽曲アレンジ」も立派な本業の一つなんです。
だけども、技術はあっても「人とのつながり」や「知名度」がないと、クリエイターの仕事は回ってこないわけで、そんな時にこの「音楽教室」という環境はぴったりだったんですね。
しかも彼の場合は金管楽器にも間口を広げているので、そこからクリエイターの仕事につながることもあるかもしれない。
僕らジョイからしても、今回のように楽譜に困っている人がいたら、真っ先に紹介しようと思えるポジションにいるし、いやはやこのクリエイターの生き方は面白いなあと思いました。
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