ピアノ講師としてもう6年くらい働いているのですが、ちょうど3年くらい前までと、それ以降で、大きくレッスンの方針を変えたことがあるんです。
それは「正論で押し切ることを辞めた」ですね。
経験値や勉強してきたことを考えても、僕が提案している弾き方や練習方法は、上手く弾ける確率が高くなるのに、時々「いや、それは違うでしょ笑」みたいに、生徒さんにあしらわれちゃう事があったんです。
当時、最優先に考えていたことは「生徒さんが掲げた目標を達成すること」だったので、目標達成の道から逸れそうになるたびに「そっちじゃないよ!こっち!」と、道を再調整するように説得していて、その際に「正論」を用いていたのですが、その度に険悪なムードになっていたことも事実でした。
実際は結果的に、その正論通りに進めてくれた方はほぼ、技術の向上が見られたのですが、結果的に、僕は何らかの形で傷つけてしまっているということです。
僕は一人のピアノ講師として今よりもっと活躍するためには、応援するだけでなく、応援してもらうことも重要で、その関係性の構築も大事なんです。
すると、もし僕の言い分が100%正論だったとしても、それによって相手を傷つけてしまうのであれば、正論を出すということは、僕の目的に対するアプローチとしては間違っているということになります。
応援してもらわなくてはいけないからです。
結局正論で押し切ることは、相手を屈服させることを目的としてしまっているので、全く前進しない。
今のXを見れば、その光景が明らかですよね。
人には感情があるのだから「先生が言っていることは正しいのはわかる。でも・・・」と思わせた段階でもうアウトなんです。
そして僕は「正論を『伝える』こを辞め、正論に『気づかせる』ことにシフトチェンジしました。
ということで僕が3年前に辞めたことは「正論で押し切ること」です。
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