【諸江史耶】生徒さんに好かれる先生の共通点

ピアノ講師としてお仕事をするに当たり、回数は少ないですが同業者の方とお話しする機会もあって、その際「なかなかうまくいっていない人」と「うまくいっている人」は、それぞれ共通点があるなあと思ったので、お話をさせていただきます。

あくまでも僕の主観でお話しするので、ご了承ください。

まず、上手くいかないとおっしゃっていた方のレッスン内容をお伺いすると、みんな「指導」がメインになっていて、そのためなら論破してでも！みたいな姿勢をとっている事がわかりました。

論破はやっている本人は気持ちいいかもしれませんが、された側は「勉強になった！」と思うことは少なくて、大抵は何も残らず終わっていることが殆どです。

一方、上手くいっている先生はみんな、生徒さんにイジられていて、その都度「負け顔」を晒しているんですね。

この「負け顔」を持っている人の周りには、自然と人が集まってくるので、生徒さんも例外なく集まってきて、結果上手くいっているのかもなあと思っています。

そしてこの、普段は負け顔を晒している方々の意見って、みんならすんなり聞き入れるんです。

「負け顔」を持つことは、人とコミュニケーションをとるときに、最も重要なスキルだと思います。

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