量をこなすヤツの取り分が増えた時代
まず、今の自分が置かれている「個人事業主」という立ち位置が、本当に自分のやりたいことと性格と合っていて、ベストだったなあと痛感しています。
僕は仕事が大好きで、なんなら依存をしているレベルなので、労働基準法に守られて1日8時間しか働けないなんて耐えられないんです。
あくまで、僕個人の話です。
そして先日、僕の生徒さんで、年齢的にもキャリア的にも先輩になる方とお食事に行ってきたのですが、やはり当時とのギャップに悩んでいて、一言で言えば「弱すぎる」んです。
でもそりゃそうで、量をこなしてきた世代はとことん強くなって、量をこなしてこなかった（こなすことを法律が禁じた）世代は、守られっぱなしなので弱くなる一方なのは、当然だと思います。
だから正直いうと僕はある意味得してるなあと思っていて、僕の世代では「量をこなすヤツ」は昔よりも取り分が大きくなっていて、凄く生きやすいんです。
クリエイター諸江が始動します
前置きが長くなりましたがここからが本題です。
僕の新たな挑戦は「クリエイター」で、昔から大好きだったボードゲームを、自分の手で作ってみようと思いました。
もちろん、簡単な事じゃないのは良くわかっていますが、先ほどお伝えした通り、僕の立場だからこそできる挑戦なのかなあとも思うんです。
というのも、クリエイティブの現場においては「長時間労働」というよりも、「営業時間」の問題があって、クリエイティブ業界は世間一般の時計を基準に動いていないんです。
イベントは土日がメインだし、作業は基本的に夜中だし、大体予定通りに仕上がらないし、トラブルもつきもの。
おまけに、僕がクリエイティブにチャレンジするいくつかの理由のひとつが「海外に売れる商品を作りたい」があるわけで、そうなると時差の問題もある。
そんな生き方をしようと思っているのに「8時間で終了です」と言われてしまうと、本当に何もできないんです。
まあというわけで、僕は新たに「ボードゲームクリエイター」になりますよという、宣言会でございました。
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