フリージョイの経営責任者はるーさんで、彼女が全体の統括を担っているわけですが、ここ最近は以前よりさらに経営者の動き方をするようになっていて、その結果、ほとんど会社にはいない人になっているんです。
ただ、別に遊んでいるわけではなくて、ずっと誰かしらに会っていたり、交流会に参加したりしているんです。
そして最近は僕にも経営者友達が増えてきたのですが、みんなこぞって誰かに会う約束がたくさん入っていて、名刺入れがいつもパンパンなんですね。
このような動きをする人のことを、一般社会では「経営者」、エンタメ・イベント周りでは「プロデューサー」と呼んだりしますが、そもそも、どうしてこんなに人にずーっと会っているのかわかりますか？
表向きの理由は「人脈を広げる」「仕事（チャンス）を見つけに行く」「顧客やファンを増やす」など色々とありますが、案外軽視されがちな奥底の理由が「自分の視野を広げる」というものです。
人は自分の半径50mで起きていることを「世界で起きていること」と錯覚している印象があって、狭い世界で、いつも同じように暮らしている人だと、入ってくる情報がどんどん制限されてしまうんです。
それは、インターネットが出回ってからも同じ。
インターネットは賢くて、あなたの検索履歴を記憶して、あなたが興味を持ちそうな情報を優先的に見せてくれるようにカスタムされているので、自分から調べようとしない限り、情報は制限されているのと同じなんです。
そして、自分から調べるといっても、それは外の世界に興味がないとそもそも動き出せないのだから、結局は「外に出てどんどん交流をする人」のもとに有益な情報やチャンスが回ってくるのは、必然なんですね。
経営者はどの業界であっても、続けていくにはとても難易度の高い職業なので、少しでも情報量を広げておくためにも、たくさん交流を繰り返しているのだと思います。
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