今日はクリエイティブをやっている企業らしく「ネタバレ」について真剣に考えてみます。
結論から言うと「ネタバレ」については、良し悪しが一概に言えないところがあります。
作品の内容を事前に知ってしまうと驚きや感動が減少することがあるため、多くの人はネタバレを嫌います。
特に物語の重要な転機や結末は、初めて知ることで最大のインパクトを受けるように設計されていることが多いため、ネタバレによってその楽しみが損なわれることがあります。
ただし、ネタバレを知ったからこそ深く楽しめる場合もあります。
例えば、物語の構造や伏線をあらかじめ知ったうえで、もう一度作品を鑑賞すると、異なる視点からの気づきや新たな解釈が得られることもあります。
また、内容を少し知ってからのほうが安心して楽しめる人もいますね。
結局のところ、ネタバレの良し悪しは「その人がどう楽しみたいか」によると言えます。
では、作品の内容を事前に知ってしまっても、驚きや感動が減少しない作品を作って、その作品をどんどんネタバレさせて、広告として機能させるという見方はできるのか?
というわけでGPTくんに「驚きや感動が減少しない作品」について聞いてみました。
1. キャラクターの深みや成長が魅力的
- 物語の展開よりもキャラクターの感情の変化や成長に重点が置かれた作品は、あらすじを知っていても心が動かされることが多いです。例えば、『魔女の宅急便』や『となりのトトロ』のような作品は、キャラクターの心情や日常の温かさが中心なので、何度観ても異なる感動を与えてくれます。
2. 美しい世界観や細部へのこだわり
- 絵画のような映像美や、ユニークで緻密に構築された世界観を持つ作品は、内容を知っていても何度も楽しめます。例えば、ジブリ作品やピクサーの作品、そしてウェス・アンダーソンの映画などは、観るたびに新しい発見ができる「視覚的な体験」が魅力です。
3. 複雑なテーマや象徴を含む作品
- 一見シンプルに見えても、深い哲学や象徴を含む作品は繰り返し観ても飽きません。村上春樹の小説や、セオ・アンゲロプロスの映画のように、何度も鑑賞することで新たな意味が見えてくる作品は、内容を知っていても心に響き続けます。
4. 結末や謎が重要ではなく、過程そのものが楽しめる作品
- ストーリーのゴールや謎解きが作品のすべてでなく、登場人物の旅路や人間関係そのものが魅力的な作品です。例えば、『スタンド・バイ・ミー』や『ロスト・イン・トランスレーション』などは、結末を知っていてもその過程が持つリアルさや余韻が心を引きつけます。
5. パフォーマンスや音楽が際立っている作品
- 素晴らしい演技や音楽が大きな要素を占める作品は、何度でも感動を与えます。ミュージカル映画や音楽ドキュメンタリーなどは、物語よりも音楽やパフォーマンスそのものに引き込まれるため、内容を知っていても繰り返し楽しむことができます。例えば、『ラ・ラ・ランド』や『ボヘミアン・ラプソディ』がその典型です。
6. 新たな解釈や視点が発見できる作品
- 伏線が巧妙に張り巡らされていて、繰り返し観ることで新たな意味や解釈を見つけられる作品は、ネタバレがあっても楽しさが減りません。例えば、クリストファー・ノーラン監督の映画や、シェイクスピアの戯曲のように、異なる視点で観ることで全く新しい体験ができる作品です
この感じであれば、僕が興味をそそられるのは「1」「2」「5」ですね。
ストーリーはみんな知ってるけど、キャラクターが好きだったり、音楽が好きだったり、その世界観が好きだったり。
そっちの方向で制作を進めて「みんな結末は知ってるけど、観に行きたくなる作品」を目指していこうと思います。
一見「ネタバレ」という、悪いことのように思えるものも、こうして深掘りすることで、自分が制作する作品の方向性が定まったりするので、皆さんもブレストの1つだと思って、固定観念を捨てる練習をしてみてください。
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