先日スタッフから「自分の企画が薄っぺらくなったり、感情が邪魔したりして上手くいかない」と相談をされました。
僕はよく「因数分解」という言葉を使います。
多くの場合、たくさんの問題が一つにガッチャンコしていたりするので、それらの絡まりを一つずつ解いて、整理し、並べる作業のことを「因数分解」と呼んでいます。
みんなも知らず知らずやっていることなのですが、ここの精度が良くないと、薄っぺらくなることが多い印象があります。
そして、物事の本質を考慮した状態じゃないと精度は上がってこないのですが、本質を考慮するためには、一人で考え込んでも意味がなくて、一人一人と膝を突き合わせて話して、生の情報を仕入れるしかないんです。
例えば、集客を必要とする飲食店なのに、最近は「会員限定」で来店を許可しているお店が増えてきているが、その理由はなんだろう?
この時にネットでいくら情報を調べてもそれらはすべて「仮説」で、一番信憑制が高いのは、その会員制の飲食店を運営されている人に話を聞くに他ならない。
そこまで動いて初めて「因数分解」ができるんです。
だからスタッフには「考えてたって薄っぺらいものしか生み出せないんだから、動きなさい」と伝えておきました。
つまり、「因数分解する時のポイントは?」という質問に対する答えは、「知識を持っておく」そして、その「知識」は、確かなところから仕入れる、です。
大前提として、知識の無い人は自分が知識が無い人間だという自覚がなく、そもそもインターネットとは、自分の知っている言葉か、関連ワードにしか辿りつけないんです。
だから世界の情報にアクセスしたことがない人は、世界の情報を知ることは一切ない。
だから「人に会いに行って話を聞く」と同じくらい「インターネットの使い方を見直す」というのも、因数分解の精度アップにつながると思います。
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