先日ある生徒さんから、こんな相談をされたんです。
仕事場で先輩にアイデアをパクられて、すごく悔しい思いをしています。
気持ちは痛いほどわかります。
自分が絞り出したアイデアが、カジュアルに取られて、目の前で成功されてしまって、その人が褒められてるわけですよね。
これは「ふざけるな」ですよね。
僕は普段からなんでもかんでも共感したりするイケメンではないのですが、この件に関しては、心の底から共感しています。
その流れでこんな話をするのは気が引けるのですが、レッスンの場においては、積極的に真似をしてもらってます。
ここで僕なりに「真似る」と「パクる」の違いを明白にしておきたいのですが、これは「された側が、損をしてるか否か」だと思います。
もちろん、損をしているのが「パクる」です。
僕の弾き方や、勉強の仕方を真似されても、僕は全く損はしませんし、むしろ「お手本にならねば」と、気が引き締まります。
そして「学ぶ」は「真似ぶ」と言われているように、レッスンのカリキュラムとして大変勉強になるので、僕としてもなるべく「真似しやすいように」全てを共有するようにしています。
そんな「教育者として真似される日々(生徒さんが真似しやすいようにアシストする日々)」を過ごしていると、段々と「パクられない生き方」が見えてくるようになったんです。
こうしたら真似しやすいから、こうしたら真似しにくいよな?っていうのが、逆説的に見えてきたんですね。
それは「スピード」と「ブランド」です。
アイデアをパクられたくなかったら、さっさとそのアイデアを形にするしかないんです。
あなたのアイデアによって、パクった相手が成功しているのであれば、あなたのアイデア力は本物なんだから、それはそれとして、今度はスピードを強化するか、協力者を見つけるしかない。
それに尽きると思います。
あとは、ブランドですね。
どう足掻いても「パクれない環境」を作るんです。
例えば、僕はヤマハ音楽教室に勝つために、ヤマハ音楽教室ができないことをやりました。
言い方を変えれば、ヤマハ音楽教室がパクれないことをやってます。
その一部が、例えば「生徒さんと悩みを分かち合って、飲みに行って、コミュニティを作る」です。
これは、たとえ効果的であると分かっていても、莫大な資金があっても、パクれません。
こんな感じです。
まずはあなたの中で真似るとパクるの線引きを明確にして、そして2度とパクられないように仕掛けてみるといいと思います。
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