僕は誰かがミスをしても、攻めるべきは人間ではなくて、ミスをさせてしまったシステムであるという考えを持っているので、あんまり怒らないんですね。
ほとんどの物事は「ヒューマンエラーはない、あるのはすべてシステムエラーだ」と言い切れるのですが、たまーにシステム改善ではどうしようもできないことがあります。
それが「遅い」です。
こういう人とは徹底的に距離をとるようにしております。
もっと抽象度を上げていうと、時間がかかる事柄と、時間がかからない事柄の整理整頓ができている人か否かというところです。
例えば「こちら確認をお願いします」とこちらが依頼したとして、時間がかかる確認と、今すぐできる確認の2つが必ず存在する。
遅い人というのは、今週いっぱいかかってしまう確認であろうが、今すぐできる確認であろうが、「今週中に確認します」って返してしまうことに罪の意識がない。
こればかりは何度注意しようと、システムをどうこうしようとなかなか治ることはないので、こういう人とは徹底的に距離を取った方がいい と思います。
もし今の話を聞いて「イラっ」とした人や、「うわ、自分の周りは時間泥棒ばっかりだ」と思った人は、自分がその予備軍になっている可能性があるので、今すぐ見直した方がいいと思います。
ただし、時間泥棒と距離取るのって条件が必要なんですね。
なぜなら、本人たちは自覚はないからです。
だからまず、「それは遅いんですよ」と気づかせてあげるために「これは今確認できる事柄なので今確認をとってください」と返して、次に付け加える言葉としては「それができないのであれば、今この瞬間に僕はこのプロジェクトをおります」と返してみてください。
つまり今「あの人は時間泥棒だし、距離を取りたいんだけど、あの人以外頼れる人がいない」という状況が、あなた諸共遅くしてしまうので、距離を取るためにも「その人がいなくても自立できている自分」を作っちゃった方がいいと思います。
損切りができて初めて交渉ができるので。
そこであなたが「この人と仕事したい。だからこの人に変わってもらおう!」というのは、相手が伸び代のある若手や子どもでないとなかなか難しくて、例えるなら、副業禁止の企業に就職して「この企業は副業を許可した方がいい!変えてみせよう!」と言ってる感じ。
そう考えると、遅い人と距離を取る一番の方法は「選ぶこと」に時間をかけることかもしれませんね。
「選ぶこと」に時間をかけて、時間がかかる事柄と時間がかからない事柄の整理整頓ができている人か否かをしっかりと見極める。
ここに気をつけておかないとあなたの人生が結構無駄に時間を奪われてしまうので。
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