「役に立つ」ではなく「面白い」で教室を選べ
その情報が「自分の役に立つかどうか」で取り込むか否かを決めてしまっている人は、非常にもったいない・コスパが悪いと思ってしまうのですが、その説明をするためにまずは「役に立つかどうか判断できる情報」とは、どのような情報なのかを知る必要があります。
音楽教室のチラシは、今音楽教室に通ってみたいと思っていない人には『役に立たない情報』ですが、思っている人からすると『役に立つ情報』になるので、「役に立つか立たないかの判断がつく情報」というのは、「結果までの距離が近い情報」と言えます。
「この部分が弾けるようになるには、こうしたらいい」というレッスンですね。
反対に、音楽教室に通うという判断をするときも「10年後にはピアノが好きになっているかもしれない」という理由で始める人は、そうはいないですよね。
しかし、考えてみて欲しいのですが、皆が自分と同じように「自分の役に立つ情報」だけを取り込んだらどうなるでしょうか。
多くの場合、「情報取り込む」ということは、取り込んで終わりではなく、「発信」までがセットなので、「今すぐ役に立つ情報」は、皆も同じように欲しがって取り込んでいる情報で、当然発信内容も、皆と同じようになります。
すごくお値段の高い「エリートコース」を語っているピアノ教室にも、たまにこの現象が見られる時があって、確かに通っている子どもたちはすごく技術は高いのだけれど、みんな同じ弾き方になる。
個性が潰れちゃってるんですね。
というわけで、一度「役に立つか立たないか」ではなくて、あなたが「面白いと思ったか否か」で情報を取り込んでみてください。
教室選びもそうで、面白いと思ったかどうか、ハートが動いたかどうか、胸が興奮したかどうか、です。
そうすると、素材集めの段階で、あなたのオリジナルができ上がるわけですから、その組み合わせの中から生まれてくるアプローチもオンリーワンのものになって、個性が爆発します。
ではなぜ、個性を爆発させる必要があるのかというところを因数分解すると、「仕事」の場合と「習い事」の場合で少し見え方が違います。
「仕事」の場合は『個性のないアプローチは常に役に立つことが求められるので、競争率が高い(みんなができるアプローチだから)』ので、個性を出したほうがコスパがいいと思います。
「習い事」の場合は、多くの場合生徒さんの掲げる目的が「個性」を出したほうが良い目的だからです。
「楽しくピアノを弾きたい」「老後までの趣味にしたい」「発表会とか出てみたい」などなど、そのほとんどは「楽しみたい・続けたい」が目的になっている。
「みんなと同じように弾きたい」とは、あまり思いません。
僕のレッスンはそのため、その人その人の目的と性格に合わせて180度スタイルが違っていて、その全てで「役に立つ情報(ピアノのスキルの話など)」だけでなく、その生徒さんのテンションが上がったり、興奮したりする情報を提供するようにしています。
くれぐれも言っておくと、「役に立つ情報には価値がない」と言っているわけではなく「それだけ」だと意味がないよ、という話です。
情報を発信する側も、情報を受け取る側も、「役に立つかどうか」だけで情報を取捨選択すると、コスパが悪い結果になっていることが多々見受けられるので、ここは気をつけてみてください。
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