チャンスに備えるためには、自分の表現を徹底的に磨き上げ、「打席に立てば必ず結果を出す」という状態で準備するのが当然です。
しかし、現実には「弱者」にチャンスが巡ることはほとんどなく、チャンスは常に「強者」に与えられます。では、どうやってチャンスを引き寄せるのか?
僕はいつも「過去の弱者がどうやってチャンスをつかんだのか」を調べています。その中でも、ディズニーランドを誘致した「オリエンタルランド」の話が特に興味深く、『海を超える想像力』や『「エンタメ」の夜明け』がおすすめです。
当時、『ディズニーランド』誘致にはオリエンタルランドと三菱グループが挑みました。三菱は富士山の絶景スポットを用意し、対するオリエンタルランドは「都心から近い」という条件だけで勝負しました。しかし結果は、オリエンタルランドが勝利。その動きには多くの学びがあります。
例えば、視察団を舞浜に案内するバスでは一流シェフの料理を提供し、冷蔵庫からは事前リサーチを基に全ての注文に応えるという「マジックボックス」の演出を用意しました。この徹底した準備が視察団を魅了しました。
また、天才興行師・小谷正一の逸話も示唆に富みます。フランスのパントマイム第一人者マルセル・マルソーに、買い物で諦めた品物を帰国時にプレゼントし、信頼を得たという話です。
これらの事例に共通するのは、「惚れさせる」力です。弱者がチャンスを引き寄せるには、相手を感動させ、心を掴む努力が必要です。この力は偶然ではなく、徹底的に計算されたものです。
「強者」に人が集まる時代で生き残るには、弱者だった先人たちの知恵を学び、行動するしかありません。弱者の戦略として、「惚れられる努力」は最強の武器なのです。
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