【諸江史耶】知らない単語は“1つまで”

今日は僕が普段心がけている「話し方」についてお話ししたいと思います。

まず大前提として「結論を先に」「短くまとめる」「具体例を使う」はマストですね。

とはいえこの3つに関しても、最初から出来ていたわけではなく、毎日のように意識をして、たくさんいろんな方と会話をしてちょっとずつできるようになってきました。

その上で、この3つをちゃんと押さえていたのに「どうにも話が伝わらない」または「間違って伝わってしまう」という経験があり、これを改善しようと色々と試行錯誤をした結果、知らず知らずのうちに「難しい言葉」を使っていたことがわかりました。

もっと言うと、1度の文章の中に2つ以上普段は聞かないカタカナを使ったりしてましたね。

これは自分自身の「この人の話面白くないなあ」と思った経験を改めて思い返したときに、その方が話の内容はさておき、知らない単語を多用した瞬間につまらない、というかその知らない単語の意味が気になって本題が入ってこないという経験があったんです。

そのことに気づいてからは、僕自身も人に説明をする際、相手の知らない単語をよく使ってしまっていたなあと反省し、今があります。

これに気づいてから圧倒的に変わったことといえば「話の伝わりやすさ」そして大袈裟でもなく「嫌われる回数」がすごく減ったように思います。

それでもどうしても知らない単語や難しい言葉を使わないといけないシチュエーションでは、「〇〇(難しい言葉)っていうんだけど、これは要するに△△(相手が知っている言葉)みたいなもんで・・・」と、すぐさま具体例を添えて話すように心がけています。

会議を円滑に進めたい時にも、誰かが難しい単語を使い始めたら、たとえ自分は知っていても「それは何ですか?」と説明を求めたり、10秒だけ時間をもらって僕自ら説明をしたりしています。

内容はさておき、知らない単語が複数存在すると人は話の内容が入ってこなくなるので、ここはお互いに気をつけていきましょう。

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